合印(あいじるし)
2枚以上の生地を縫い合わせる時に、合わせる場所としてつけておく印のことをいいます。ノッチということもあります。袖付けの時など、合印を合わせるとスムーズに縫い合わせることができます。
コバステッチ
布端ギリギリにするステッチのことです。「コバ1.5ミリかける」など、省略して使われることもあります。
縫い目が布端から落ちないように縫います。生地の厚さや素材などにもよりますが、大体1ミリ~3ミリくらいでかけることが多いですね。
生地を整えたり、補強したりが目的とされますが、飾りとして施す場合もあります。
さ行
地直し
生地の布目をキレイに整えて、ゆがみを戻す作業のことです。コットンやリネンなどは水通しして軽く脱水後、半乾きの状態で布目を整えながら、裏側からドライアイロンをかけるのが適しています。水に濡れると縮みますので、水通ししてから製作に入ると洗濯による縮みを少なくすることもできます。ウールなら裏側からスチームアイロン、シルクや化学繊維は裏側からドライアイロンをかけるのが適しています。熱に弱い生地は温度に注意!レーヨンなどが含まれる生地はテカリやすいので当て布をしましょう。
た行
な行
は行
ま行
身頃
服の胴部分にあたる箇所。前側を前身頃、後ろ側を後身頃といいます。
水通し
コットンやリネンなど、水に濡れると縮みやすい性質の生地の場合、洗濯すると小さくなった!なんてことになり、サイズが合わなくなることもありますね。サイズをとる前に、1時間ほど水につけ、たたんでたたき、半乾きまで乾かします。そのあと裏側からドライアイロンで布地を整えましょう。これで地直しもできますね!
や行
ら行
リネン
りネンは、衣類などによく使用されています。亜麻科の植物から作られる天然の植物繊維です。人類最古の繊維ともいられるほど古くから使用されてきた繊維で、ミイラ巻くために使われた布もリネン製です。
リネンの特徴は、吸水性・通気性・保湿性に優れていること、そして丈夫であることです。ただ、水に濡れることで強度は増す反面、収縮してしまうことが多いので洗濯時には注意が必要です。また、肌ざわりが良くて汚れにくい!化学繊維と比べて静電気が発生しづらく、ホコリやゴミがつきにくいのがその理由です。
→麻とリネンの違い
わ行
わ
生地を二つ折りにした山の部分のことをいいます。型紙の中央線に「わ」と書いていれば、その中央線が「わ」になるように生地を折り型紙を置きましょう。